スパイダーマン ホームカミング
面白かったです!
トム・ホランドのピーターは、可愛いし、おかしいし、うるさいし、うっかりだし、まだまだスキも多くて無邪気で、幼くて、だから憎めない、そんな今までのスパイダーマンとも違うけど、間違いなくスパイダーマン、という面白さ。
学園モノっぽい友人関係や日常の中でスパイダーマン活動もこなす主人公の日々を切り取った感じも楽しいし、出てくる大人たちも良い(地味に学校の先生好き)。一番好きなシーンは、ホームカミングパーティーへ向かう道中のアレ!主人公の浮かれきった気分を一気に冷却するのあの展開は、見てる方も心臓ギュッとなるハラハラ感。たまりませんでした。
個人的にはスタークに救いがある終わりだったのも嬉しいです。ここまでアベンジャーズシリーズをずっと見てきていて、「アベンジャーズ(2012年)」以後、アイアンマンことスタークが、PTSDに苦しむ上に、身から出た錆と言わんばかりに過去の自分が振りまいた種が彼を襲うし、だいたいスタークのせいで話が良くも悪くも進むわけで、今回のホームカミングもスタークのせい?な始まりだったので、またなの?社長を幸せにしてよー、と思って観てたらラスト!あの人出てきて嬉しい。良かった。何よりここまで重たくなってきちゃったアベンジャーズシリーズが、少し明るくなったのも良かったです。